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高齢者見守り新たに3企業・団体 みやざき応援隊 県読売防犯協など協定 宮崎県

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宮崎県

2024年10月8日付 読売新聞西部朝刊12版・宮崎

 業務の傍ら、一人暮らしの高齢者らの見守り活動を行う「みやざき地域見守り応援隊」に宮崎県内の読売新聞販売店でつくる県読売防犯協力会など3企業・団体が新たに参加することになり、県庁で7日、協定締結式があった。県によると、応援隊に参加するのはこれで27企業・団体となった。

 3企業・団体はほかに、県信用金庫協会と、医薬品の卸売りなどを手がける九州東邦。営業の際などに高齢者宅を訪れることが多いという。

 式では河野知事が「安全安心のネットワークの実績が積み上がっている。さらに安心の輪が広がることを心強く思う」とあいさつ。県読売防犯協力会の松田陸夫会長は「新聞配達や集金などの業務をしながらの地域の見守り活動をこれからも続け、全国の販売網にも取り組みを広げていきたい」と話した。

 同応援隊は、参加する運送業や保険業の社員らが業務で高齢者ら宅を訪問した際に異変があれば、市町村や警察、消防に連絡する仕組み。取り組みは2013年度に始まり、県によると、自宅で倒れている高齢者を発見したといった応援隊による通報・報告事例は23年度までに334件あった。

 

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