防犯活動ニュース

詐欺被害防止へチラシ YC配布 高知県

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高知県

2024年10月12日付 読売新聞大阪朝刊13版・高知

 高知県内の読売新聞販売店(YC)22店舗で組織する高知読売防犯協力会は、県警とともに特殊詐欺やSNS型投資詐欺の被害防止を呼びかける約6000枚のチラシを作製した。12日の朝刊に折り込む。

 全国地域安全運動に合わせ、今年は12日を「全国読売防犯デー」としている。チラシでは、詐欺被害に遭わないために「SNS等で利益を誇張するバナー(広告)には注意しましょう」「投資等は正規の証券会社や金融機関で取引しましょう」などと呼びかけた。また、「これからも、安全・安心な街づくりをサポートします」と記載し、新聞配達や集金などの際、スタッフが地域の異変に気付くよう努めていることも紹介した。

 配布に先立ち、高知市愛宕町のYC高知北部を訪れた県警生活安全企画課の近藤秀明課長補佐は「チラシを通して詐欺の手口を知ることで、自身やまわりの人の被害を防いでほしい」と話し、同会の尾崎知宏会長は「地域を見守り、被害防止を積極的に呼びかけたい」と意欲的だった。  県警によると、9月末までに特殊詐欺被害は35件発生し、被害総額は約1億7500万円。SNS型投資詐欺は43件発生し、約5億3400万円の被害という。

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