防犯活動ニュース

中山間地域見守り協定 県、岩美町、YC 配達や集金安否確認 鳥取県

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鳥取県

2024年11月26日付 読売新聞大阪朝刊13版・鳥取

 鳥取県と岩美町、同町の読売新聞販売店「YC岩美」は25日、中山間地域の集落における見守り活動に関する協定を結んだ。新聞配達や集金業務で高齢者の安否を確認し、異変に気付けば町に連絡する。

協定を結び、握手する(左から)長戸町長、向山代表、遠藤本部長(岩美町で)

 2008年度から県が実施する取り組みで、各地で新聞販売店や牛乳配達業者、郵便局、保険会社などと協定を結んでいる。読売新聞販売店との締結は初めてという。

 町役場で締結式があり、遠藤俊樹・県輝く鳥取創造本部長と長戸清町長、YC岩美の向山徹代表が協定書を交わした。その後のあいさつで向山代表は、配達を通して地域の防犯などに貢献してきた実績を明かし、「長年の経験を生かし、支え合う地域作りに貢献できたらと思う」と述べた。

 10月末時点の同町の高齢化率は38・48%。長戸町長は「高齢化が進む中、見守り活動のネットワークを多く持つことが大事になる」と感謝を示し、遠藤本部長は「安心して住み続けられる中山間地域づくりを進める上で、一助になると期待している」と話した。

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