防犯パトロール

YC代表 機転を働かせ親族に連絡 高齢男性の命を救う

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高知県

 2月17日午後1時30分ころ、高知県香美市のYC香美香南(かみこうなん)の窪内俊代表が店舗内で作業中、店の裏手に出ると、YC店舗の大家さんの車がエンジンを架けた状態で止まっていた。大家さんは70歳代の男性で、YC店舗の裏手に独りで住んでいたので、代表は「これから出かけるのかな」などと思い、特に気にはしなかった。

 それから店舗内で作業を続けて、午後5時過ぎにまた店の裏手に出ると、まだエンジンを架けたままの車が停まっていた。窪内代表は「大家さんに何かあったのでは」と嫌な予感がし、家を見に行くと玄関の鍵は開いたままで、家の中に呼びかけても全く応答はなく、ますます嫌な予感は大きくなり、大家さんの親族を知らなかった事から店の管理会社にすぐ連絡し、親族に連絡をとってもらった。

 すぐに、近くに住む親族が駆けつけ、家の外にあるトイレの中で倒れている大家さんを発見し、救急車で病院に搬送して一命を取り留めた。

 その後、親族がYCを訪れ、「連絡をしてくれなかったら命は危なかった。本当にありがとうございました」と窪内代表に感謝を述べた。 代表は「昼間の時間帯でしたので、車のエンジンがかかったままでなければ気付かなかったと思います。大家さんは今も病院に入院中ですが、元気になられたようで、『早く家に帰りたいが病院が帰らせてくれない』と愚痴を言っているらしいです。本当に良かった」とうれしそうに話した。

写真=高齢男性を救ったYC香美香南の窪内代表

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