防犯パトロール

うずくまる高齢男性をYCスタッフの連携で救助

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都道府県:
千葉県

 1月6日午前1時半ころ、千葉県山武市YC成東(齋藤逸朗所長)のスタッフ、中村淳さんは、配達先の民家の門を入ったところにうずくまっている高齢の男性を見つけた。中村さんが「大丈夫ですか。救急車を呼びましょうか」と声を掛けたところ、「大丈夫」と答えたことから、いったん現場を離れYCに戻り、布留川(ふるかわ)(ふるかわ)店長にこの旨を報告した。二人が男性宅に向かうと、男性が頭を地面に着けた状態で動けなくなっていたため、直ちに救急車を要請し、遅れて駆け付けたYCスタッフの真行寺(しんぎょうじ)恵子さんと三人で、男性に励ましの声を掛けるとともに、冷たくなっていた男性の手や足をさすり続けて温めた。その後、男性は救急車で病院に搬送された。

 後日、男性の妹さんがYCを訪れ「兄は、インフルエンザによる高熱で意識がもうろうとしており、自分が何をしていたかも覚えていなかったようです。そのままでしたら亡くなっていたかもしれません。皆様のおかげで命拾いしました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 布留川店長は「大事に至らないで良かったです。最近は強盗や通り魔的な事件も起きていますので、引き続き、パトロール活動を通じて地域の安全安心に貢献していきたい」と話した。

写真=布留川店長(左)、中村さん(中央)、真行寺さん(右)

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