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防犯チラシで注意喚起 SNS投資・ロマンス詐欺 読売防犯協と県警 福井県

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福井県

2024年10月12日付 読売新聞大阪朝刊13版・福井

 SNS型投資詐欺や恋愛感情を抱かせて金をだまし取る「ロマンス詐欺」被害の防止に向け、福井県内の読売新聞販売店(YC)27店舗で組織する福井読売防犯協力会が、県警とともに作った防犯チラシ約6000枚を、12日の朝刊の一部に折り込む。

 全国地域安全運動期間(11~20日)に合わせて作成。県内の8月末までのSNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害額(約9億2800万円)と、その手口を紹介し、「『必ずもうかる』は詐欺を疑う」などと注意を呼びかけている。

 また、「YCは、街に光を与え、安心もお届けします」と記載。こども110番の店として活動していることや、新聞配達・集金などの際に、地域のお年寄りや子供の安全を見守っていることも紹介している。

 YC春江(坂井市春江町)で9日、県警の担当者と一緒にチラシを手にした同会の辻橋洋子会長は「地域で何かあったら知らない顔をする配達員はいない。日々の業務を通して地域の防犯に貢献したい」と話した。

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