防災啓発に感謝状　港署　市岡高生と２ＹＣへ　大阪府

公開日: 2024.11.07

都道府県:

大阪府

2024年11月7日付　読売新聞大阪朝刊13Ｓ版・市内

　大阪府警港署は６日、防災意識を啓発するチラシのデザインで協力した府立市岡高校２年で美術部員の小田瑛（いら）さん（１７）と、チラシを新聞に折り込んで配達した大阪市港区の読売新聞販売店「ＹＣみなと中央」と「ＹＣ朝潮橋」の木下博貴代表（５１）に感謝状を贈った。

　同署は５日の「津波防災の日」に合わせて住民の避難意識を高めようと、市岡高美術部にチラシの作成を依頼。小田さんは、「白黒印刷でも伝わるように」と気を配りながら、シンプルな地図に防災バッグを背負った人のイラストや矢印を描き、避難経路の確認を呼びかけるデザインに仕上げた。

　両ＹＣでは防災のチラシに加え、詐欺防止などを呼びかける府警のチラシも折り込み、約３５００世帯に計１万４０００枚を届けた。本間力署長から感謝状を受け取った木下代表は「購読者には高齢者も多く、防災や防犯に役立てばうれしい」と話した。

写真＝感謝状を受け取った木下代表（前列右）と小田さん（同左）（大阪市港区で）