架空請求など７０代９５０万円被害　新居浜署　愛媛県

公開日: 2024.05.08

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

愛媛県

2024年5月8日付　読売新聞大阪朝刊13版・愛媛

　愛媛県警新居浜署は７日、新居浜市の７０歳代の無職男性が、架空請求や不正送金の手口で約９５０万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

　発表では、男性は２日、自宅のパソコンに警告表示が出たため、画面の連絡先に電話。片言の日本語を話す男らから「指示通りにすれば復元できる」「口座のお金が危ない」と言われた。男性は指示に従い、インターネットバンキング口座の暗証番号などを入力したところ、他人名義の複数口座に約８９０万円が移ったという。

　さらに、「パソコン修理に必要」と言われ、同市内のコンビニ２店舗で６０万円分の電子マネーを購入してコード番号を伝えたところ、詐取されたという。

　男性が訪れた３軒目のコンビニで店員が特殊詐欺を疑い、同署に通報して被害が判明。同署は詐欺事件として捜査している。