特殊詐欺1億4,050万円被害　80代女性　広島

公開日: 2022.02.25

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

広島県

広島県警広島南署は24日、広島県広島市の80歳代の無職女性が、名義貸しのトラブルの解決金名目で約1憶4,050万円特殊詐欺被害に遭ったと発表した。1人当たりの被害額では、県内最多という。県警は詐欺容疑で捜査している。

発表では、女性は昨年8月中旬頃、ハウスメーカーの社員を名乗る男から、老人ホームの入居権に関し、「名義を貸してほしい」と電話があった。その後、国税庁職員を名乗る男らから「名義貸しは違反」「資産保護のため金融庁にお金を預けて」などと迫られた。女性は同年12月頃までに計約20回、指定された首都圏の複数の場所に宅配便で現金を送付した。

女性は1月中旬、男らと連絡が取れなくなり、県警に相談し、被害が判明した。