２０代が２３００万円詐欺被害　長野県

公開日: 2024.12.06

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

長野県

2024年12月6日付　読売新聞朝刊12版・長野

　長野県警長野南署は５日、長野市の２０歳代女性が約２３００万円分の暗号資産をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

　発表によると、女性の家族に８月下旬、厚生労働省の職員を名乗る男から「保険証が違法に使われている」などと電話があった。さらに、警察官などを名乗る男から「逮捕した犯人が他人の通帳とカードを持っていて、あなたと家族の物もあったが、共犯者ではないのか」「お金の識別番号を捜査するので、インターネットバンキングの口座を開設してほしい」などと言われ、９月中旬～１０月上旬、２２９２万円分の暗号資産を１５回にわたり、指定先に送ったという。