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薬物乱用の恐ろしさ訴え 小山の中学校で防止教室 栃木県

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栃木県

 薬物乱用の恐ろしさを伝える「薬物乱用防止教室」(県読売防犯協力会、YC小山南部後援)が25日、小山市立大谷中学校で開かれた。全校生徒約550人を前に、日本薬物対策協会の樋田麻由美代表(51)が「薬物は心も体も人間関係も破壊する。絶対に手を出さないで」と訴えた。

 樋田さんは、恋人に勧められた大麻がきっかけで覚醒剤中毒になった後輩の話や、元中毒者のインタビュー映像などを交えながら、薬物が若い世代に広がっている実態を説明。「『1回なら大丈夫』『やせられる』『勉強に集中できる』など、インターネットで見かける話は全部うそ。勧められても断る勇気を持ってほしい」と語りかけた。

 3年の大島紗依さん(15)は「依存してやめられなくなる薬物の恐ろしさがよく分かった」と話していた。

 

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