防犯活動ニュース

4年ぶり読売防犯デー 習志野で700人参加 コンサートや啓発の漫才 千葉県

都道府県:
千葉県

 読売新聞の販売店「読売センター(YC)」が各地で防犯活動を展開する「全国読売防犯デー」の一環で、「県警本部講演&県警音楽隊・カラーガード隊コンサート」(県連合読売会主催、読売新聞東京本社共催)が15日、習志野市の習志野文化ホールで開かれた。

 台風被害とコロナ禍により開催は4年ぶりで、夫婦連れなど約700人が参加。講演では、県警の松木伸二・生活安全部長が、県内の電話de詐欺被害が今年9月現在、約21億円に上っている現状を説明。対策として、固定電話を留守番設定にすることなどを呼びかけた。

 腹話術師「ポンちゃん一座」は電話de詐欺を題材にした漫才を行い、県警音楽隊とカラーガード隊が軽やかな演奏やフラッグ演技を披露した。

 参加した船橋市の無職女性(72)は「息子を装った詐欺の電話を2回受けたことがある。声が違ったので、幸い見破ることができた。留守電にして、犯人と話さないことが重要と分かった」と話した。

 収益は、県防犯協会などへ寄付される。

 

記事の絞り込み

TOP