防犯活動ニュース

国際電話詐欺 注意して YCと県警チラシ きょう朝刊に 和歌山県

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和歌山県

2025年10月11日付 読売新聞大阪朝刊・統和歌

 和歌山県内の読売新聞販売店(YC)でつくる和歌山読売防犯協力会(伊藤泰宏会長)は、県警と共同で防犯チラシ約6万3000枚を作った。全国読売防犯デーの11日の朝刊に折り込んでいる。

 犯罪のない社会を目指す「全国地域安全運動」(11~20日)に合わせ、企画した。

 チラシでは、特殊詐欺などの被害に遭わないために「+(国番号)から始まる国際電話番号に注意」するよう呼びかけ、固定電話への国際電話の着信を拒否できるサービスを提供する「国際電話不取扱受付センター」(0120・210・364)も紹介。YCの防犯パトロールなどもイラストで説明する。

 配布を前に、和歌山市のYC和歌山中央を訪ねた県警生活安全企画課の岡山貴美憲・犯罪抑止総合対策室長は、特殊詐欺の被害額が9月25日時点で前年同期より約4億円多い約7億4000万円となっていることに触れ、「多くの家庭に注意喚起できることはありがたい」と語った。伊藤会長は「折り込みチラシは、新聞販売店ならではの発信だ。今後もチラシを生かして、様々な地域貢献をしたい」と話している。
 
写真=折り込みチラシを手にする岡山室長(左)と伊藤会長(和歌山市で)

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