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YC「防犯のぼり」寄贈 県連合会に 詐欺被害防止へ

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山口県

2025年7月30日付 読売新聞西部朝刊・岩柳

 山口県内で多発しているうそ電話詐欺などの被害を防ごうと、読売新聞の販売店(読売センター=YC)でつくる県読売防犯協力会(斉藤秀治会長)は29日、公益社団法人県防犯連合会に「防犯のぼり」32枚を寄贈した。 

 贈呈式は県警本部で開催。同協力会の斉藤会長から、同連合会の長尾安文専務理事に目録が贈られた。県警は被害の多発を受け、うそ電話詐欺の「特別警戒警報」を28日に発令。8月3日までの間に、被害防止のキャンペーンなどを通じて警戒を呼びかけている。 

 同協力会は2006年、防犯活動に協力することなどを盛り込んだ覚書を県警と締結。長年にわたって地域の犯罪被害防止に取り組み、県民の防犯力の向上に寄与したとして、この日、県警の山根保宏生活安全部長から感謝状が贈られた。 

 山根部長は「犯罪防止に尽力していることに感謝する。各署でのぼりを掲示することで、一人でも多くの人に詐欺被害を自分のこととしてとらえてほしい」と話した。 

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