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新聞販売店 クマ対策要望 仙台 店主会、市や警察訪問 宮城県

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宮城県

2025年7月19日付 読売新聞朝刊・宮城2

 北海道で新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡した事案を受けて、宮城県仙台市内の新聞販売店主で作る団体「仙台地区新聞販売店主会」が18日、仙台市や警察にクマ対策や警察の巡回強化などを要望した。 

 クマは朝夕に活動が活発になるため、新聞配達員は遭遇するリスクが高い。同会によると、ある販売店では今月に入ってから配達員がクマを目撃する例が4件あったという。 

 店主会はこの日、市環境共生課と仙台中央署、泉署を訪問。市には、会長で河北仙販の小関勝也営業部長や、読売新聞販売店(YC)で作る宮城県読売会の長谷川豊副会長らが訪れて、要望書を提出した。同課の金久保美喜課長は「早朝に働かなければいけない方は心配だと思う。被害防止に努めていく」と話した。

写真=市に要望書を提出する小関さん(左)と長谷川さん(中央)(18日、仙台市青葉区で)

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