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YC所長夫妻迷子を保護 宇都宮中央署が感謝状 栃木県

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栃木県

2025年6月4日付 読売新聞朝刊・栃木2

 自宅から一人で外出して迷子になった女児(当時3歳)の保護に協力したとして、栃木県警宇都宮中央署は3日、読売新聞販売店「YC西宇都宮」の飯田旭所長(47)と妻の真弓さん(48)に感謝状を贈った。

 飯田さん夫妻は5月18日午後3時35分頃、営業帰りに宇都宮市野沢町の国道119号を車で走っていると路肩に立っている女児を発見した。飯田所長は路肩に車を止め、車から降りた真弓さんが「お父さんとお母さんは?」などと女児に声をかけ、周囲に親が見当たらないことから女児を車に乗せて同署宝木交番に連れて行った。

 飯田所長はその後、近くの駐車場で女児を捜していた親戚の男性を見つけた。男性の連絡を受けた父親も到着し、宝木交番で女児と無事に再会できたという。  森平芳彦署長から感謝状を受け取った飯田所長は「読売新聞の販売店で働いている以上、地域貢献や人助けを当たり前のこととして行うよう普段から心がけている」と話した。

写真=感謝状を受け取ったYC西宇都宮・飯田旭所長(中央)と妻の真弓さん(左)(3日、宇都宮中央署で)

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