防犯活動ニュース

読売防犯協など協力事業者に 千葉県

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千葉県

2025年5月30日付 読売新聞朝刊・千葉2

 千葉県は、県内の読売新聞販売店(YC)でつくる「千葉県読売防犯協力会」(会長=白井敬二・千葉県連合読売会会長)など14団体を「プラス防犯」協力事業者に登録し、千葉県庁で29日、初めてとなる登録証交付式を行った。登録事業者は日常的な業務の中で「防犯の視点をプラス」した活動を展開し、犯罪の未然防止や安全な県民生活に貢献する。

 千葉県読売防犯協力会は、県内約170のYCで構成する「千葉県連合読売会」が組織。2006年に千葉県警と「防犯活動等に関する覚書」を交わし、配達や集金業務を通じて地域の安全に目を光らせてきた。

 毎年10月には「県読売防犯デー」を開催し、千葉県警幹部らによる防犯講話などを実施。全国のYCは24年から毎月25日を「全国統一防犯パトロールデー」と決めており、県内YCも見守り活動を続けている。

 千葉県庁で行われた交付式には、千葉県読売防犯協力会や日本郵便関東支社、県タクシー協会など12団体が参加。熊谷知事は「(防犯には)地域の目を少しでも増やして重ね合わせていくことが大事。皆さんにご協力いただいていることを周知したい」と述べた。

 千葉県連合読売会の館坂民和副会長は「これまで以上に防犯意識を持ち、住民の皆さんの安全安心に貢献していきたい」と話した。

写真=熊谷知事(右)から登録証を受け取る千葉県連合読売会の館坂副会長(29日、千葉県庁で)

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