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自転車事故減 YCが協力 死者・重傷全国ワースト 啓発チラシ折り込み 大阪府

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大阪府

2024年11月30日付 読売新聞大阪朝刊13S版・市内

 自転車事故を減らそうと、大阪府警が啓発チラシ約49万6000枚を作成した。府内の読売新聞販売店(YC)でつくる大阪読売防犯協力会に協力を依頼し、30日の朝刊に折り込んで府内全域に配る。 

 府内では、昨年、自転車が関わる事故の死亡・重傷者数が8年連続で全国ワースト1となったことなどを受け、府警が交通ルールの順守を呼びかけるために作成した。 

 チラシには、昨年の自転車事故の死者数(37人)や、今年7月現在で5・5%にとどまる自転車のヘルメット着用率など、全国で最も悪いデータを記載。「そんなテッペンほしないわ!」などと大阪弁で事故への注意を訴えている。 

 28日に読売新聞大阪本社で開かれたチラシの引き渡し式で、同協力会の出射健一郎会長(50)は「府民の安全を一緒に守ることができて光栄だ。引き続き協力を続けたい」と話した。 

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