犯罪トピックス

80代 2000万円詐欺被害 山形県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
山形県

2025年4月12日付 読売新聞朝刊13版・山形

 山形県警組織犯罪対策課などは8日、実在しない公社の職員を名乗る男らによる特殊詐欺で、鶴岡市の80歳代女性が現金2000万円をだまし取られたと発表した。

 発表によると、女性宅の固定電話に昨年6月、防犯協会の「キムラ」を名乗る男から電話があり、女性の名前が「復興支援公社」に登録されていると告げられた。公社の「ミヤモト」を名乗る男から「登録番号」を教えられ、その後、登録を消すために紹介された男に番号を伝えた。

 しかし、ミヤモトらから「登録番号を他人に教えるのは違法」などと言われ、同年7~10月、自宅で3回にわたり、紙袋に入れた現金計2000万円を公社職員を名乗る男に手渡した。

 その後、連絡がなくなったことから家族に相談し、今月、鶴岡署に届け出た。県警によると、復興支援公社は実在しない。

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