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三田のYC 6校の新小1に防犯ブザー寄贈 兵庫県

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兵庫県

2025年4月9日付 読売新聞大阪朝刊13S版・三田

 新1年生に自分の身を守る意識を高めてもらおうと、兵庫県三田市高次の読売新聞販売店「読売センター(YC)三田中央」は防犯ブザーを市教育委員会に寄贈した。地域の子どもたちへの入学祝いとして続けており、配達エリア内にある小学校6校の新入生に渡される。

 新聞販売や古紙回収の収益などを原資に、2009年に始めた。中川貴司代表(57)が市教委を訪れ、「地域を挙げて子どもたちを守りたい。ランドセルにつけてほしい」と述べ、三輪、高平、志手原、松が丘、広野、小野6校の計124人分を贈った。

 加嶋幸彦教育長が「長く続けてくれてありがたい。心強い『お守り』になる」と感謝し、声かけ事案などへの抑止力に期待した。市内の小学校では、登下校時に事故や犯罪に遭わないよう指導を徹底するという。  

 YC三田中央のスタッフは、朝夕刊の配達時などに通学路や子どもの様子を確認するよう努めている。

写真=加嶋教育長(左)に防犯ブザーを渡す中川代表(三田市で)

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