洲本の８０歳女性６５００万円詐欺被害　警官や検事名乗る電話

公開日: 2024.06.17

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

兵庫県

2024年6月15日付　読売新聞大阪朝刊13版・淡路

　兵庫県警洲本署は１４日、洲本市内の無職女性（８０）が、インターネットバンキングを介して約６５００万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。同署は電子計算機使用詐欺容疑で捜査している。

　発表では、女性は４月初旬、ＮＴＴ社員や警察官、検事を名乗る男らから、「薬物売買の収益があなたの口座に入金されている」「口座の履歴を確認したい」などと電話で伝えられた。

　指示に従い、自身の口座をネットバンキングで利用できるように手続きし、男らにＩＤやパスワードを教えた。４～６月、十数回にわたって別の口座に送金され、計約６５００万円をだまし取られたという。

　今月１０日になって男らと連絡が取れなくなり、女性が同署に相談した。