投資名目７０００万円被害　山口県

公開日: 2024.03.07

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

山口県

2024年3月7日付　読売新聞西部朝刊12版・岩柳

　山口県警宇部署は６日、宇部市の男性（８０歳代）が投資名目で７０００万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。同署は、インターネット上でのもうけ話は「詐欺の可能性が高い」として注意を呼びかけている。

　発表では、男性は１月５日、スマートフォンでインターネット上の広告を見て元証券会社員をかたる人物とＳＮＳを使ってやりとりを始めた。その後「今取引をすれば３０％もうかるチャンスがある」などとメッセージを受け、同２５日～２月７日、金や原油などの売買事業への投資名目で銀行などから指定された口座に５回にわたって計７０００万円を振り込んだ。

　出金しようとしたところ、「手数料として１５％を払えば出金できる」として２７９０万円を要求されたことを不審に思い、宇部署に届け出た。