犯罪トピックス

暗号資産投資話4000万円詐欺被害 宮城県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
宮城県

2023年12月15日付 読売新聞朝刊13版・宮城

 宮城県警泉署は14日、仙台市泉区の50歳代の女性会社員が暗号資産(仮想通貨)による投資話を持ちかけられ、約4000万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

 発表によると、女性は8月下旬、インターネット広告をクリックして電話番号などを登録。投資会社の社員を名乗る人物から電話で「間違いなく利益が出る」などと言われ、アプリケーションをダウンロードし、同月下旬から10月中旬までの間、指定された口座に9回にわたって計約4000万円を振り込んだ。

 アプリ上では資産が増えているように表示されていたため、利益を引き出そうとしたが、「入金しなければ出金できない」などと言われて不審に思い、弁護士に相談して詐欺に気づいた。

 今回の詐欺は「金融商品詐欺」と呼ばれるもので、県内では今年に入って急増し、これまでに18件確認されている。

 

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