犯罪トピックス

暗号資産投資詐欺相次ぐ 野洲で1500万円長浜で3500万円 滋賀県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
滋賀県

2023年9月7日付 読売新聞大阪朝刊13版・統滋賀

 滋賀県内で6日、暗号資産の投資をかたった多額詐欺の被害が相次いで発覚した。

 守山署によると、野洲市のパート女性(52)が3月上旬、インスタグラム上の株投資に関する広告からLINEの投資目的のグループに加入。グループの参加者から「優秀なトレーダーによる1対1の指導を受けられる」とのメッセージを受け、紹介された暗号資産取引用アプリを通じ、7月3日~8月4日、5回にわたって指定されたネット銀行の口座に投資名目で計1500万円を振り込み、だまし取られた。

 長浜市でも同様の手口の詐欺被害があり、長浜署によると長浜市内の女性(75)が6月15日~8月3日、暗号資産の投資名目で計3500万円をだまし取られた。

 県内では5月以降、暗号資産名目での多額詐欺の被害が相次ぎ、野洲市で40歳代の男性が暗号資産や外国為替証拠金取引(FX取引)の投資話を持ちかけられ、投資サイトを通じて約4200万円相当の被害に遭ったほか、甲賀市で50歳代の女性が約2300万円をだまし取られるなどしている。

 県警は「SNSを利用して知り合った者から投資を持ちかけてくるものは詐欺とみて、必ず警察に相談するように」と注意を呼びかけている。

 

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