犯罪トピックス

空き家全焼 不審火か 福島県

カテゴリー:
放火・不審火
都道府県:
福島県

2023年7月18日付 読売新聞朝刊13版・福島

 17日午前0時55分頃、福島県喜多方市高郷町上郷の空き家から出火。木造一部2階住宅が全焼するなど、計約155平方メートルが焼失したが、けが人はなかった。喜多方署の発表によると、空き家は群馬県の男性(62)が管理していて、普段は誰も住んでいない。最近は人の出入りもないといい、同署は不審火の可能性もあるとみて原因を調べている。

 現場周辺では、7月に入ってから不審火とみられる火災が相次いでいる。3日未明に同市高郷町磐見の山林で下草を焼いたほか、同日夜には同市高郷町峯で空き家など計3棟が全焼した。

 火災が頻発していることを受け、同市消防団は18日から当分の間、現場周辺を夜間にパトロールし、注意を呼びかける。

 郡山署は17日、郡山市安積町荒井、自称会社員橋本直人容疑者(37)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

 発表によると、橋本容疑者は16日午前8時35分頃、近くの市道を軽ワゴン車で運転中、道路左側を走っていた同市山根町、大滝正さん(62)の自転車と接触し転倒させて右腕の骨を折る重傷を負わせた上、救護せず逃走した疑い。橋本容疑者は「事故に気づかなかった」と容疑を否認しているという。

 橋本容疑者は事故の約10分後、別の車に追突する事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で16日に現行犯逮捕された。同署は、ひき逃げ事故の際も酒気帯び状態だったとみて調べている。

 

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