犯罪トピックス

架空請求 2100万円詐欺被害 暗号資産口座へ送金 高知県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
高知県

 高知県警は17日、「預貯金を暗号資産にする必要がある」などと電話で言われた香南市在住の60歳代無職女性が、約2159万円をだまし取られる架空料金請求詐欺に遭ったと発表した。昨年以降に確認された同種の15件の被害で、最高額という。

 発表によると1月16日、同市内の老人ホーム運営会社を名乗る男から女性宅に「老人ホームを建設中ですが入居しませんか」と電話があり、断ると再度、かかってきて入居の権利譲渡を頼まれ、承諾した。

 後日、保険会社や財務省職員、弁護士という男らから続けて電話があり「名義貸しで逮捕される」「預貯金が凍結される恐れがある」などと誘導され、女性は言われたパスワードを設定してインターネット上の暗号資産取引所に口座を開設。同23日、預貯金2158万6108円を都市銀行の口座を経由して暗号資産の口座に送金し、詐取された。

 

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