犯罪トピックス

70歳代女性4550万円詐欺 鳥取

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
鳥取県

 鳥取県警は5日、鳥取県東伯郡の一人暮らしの70歳代女性が、計4550万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。県内での特殊詐欺の被害としては、今の統計の取り方になった2012年以降で最高額という。

 発表では、女性宅に6月、「債権回収業者」を名乗る会社から未納金を知らせる封書が届き、女性が電話したところ、男から「あなたが(ネット上に)ウイルスを出していて被害が出ているので、補償費用が必要」などと言われた。信じた女性は自宅近くの現金自動預け払い機(ATM)から指定された口座に80万円を振り込んだ。

 その後も「日本保護協会」「警視庁刑事2課」などを名乗る男から連日電話がかかり、「あなたは被害者。返金する」「口座の金が危ない。預金を守る口座に移動させよう」などのさまざまな口実で誘われ、8月までに計67回にわたり計4550万円を振り込んだ。

 県警は「未納料金を知らせる封書が届いても、絶対に電話をせず、まずは警察の相談電話『#9110』に相談して」と呼びかけている。

 

 

 

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