犯罪トピックス

山形の60代男性 3364万円詐欺被害 今年最高額 山形県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
山形県

 山形県警特殊詐欺対策強化推進本部と山形署は26日、インターネット利用の未納料金があるなどとして、山形市のアルバイト従業員の60歳代男性が現金計3364万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。被害金額は今年最高額という。

 発表によると、男性は6月4日、ショートメッセージサービス(SMS)に記載されていた電話番号に連絡し、業者を名乗る人物から「インターネットの利用料金が未払いになっている」などと言われ、現金約10万円を指定された銀行口座に振り込んだ。

 その後も様々な業者を名乗る複数人から「インターネットのアカウントが悪用されて被害が出ている」「事件の重要参考人になっている」などと電話で言われ、7月5日までの間、数万~約100万円を計71回にわたって銀行口座に振り込むなどし、計3364万円をだまし取られたという。

 男性は7月6日、同種の詐欺被害の新聞記事を読んで不審に思い、警察に相談して詐欺に気づいたという。

 

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