名張の８０代女性１２２０万円詐欺被害　三重県

公開日: 2022.07.04

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

三重県

三重県警名張署は１日、三重県名張市内の80歳代の女性が計1220万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

発表では、６月上旬、女性宅に県警防犯課を名乗る男から「詐欺グループの名簿にあなたの名前がある。（名前を）変更する団体を紹介する」と電話があった。その後、監督官庁をかたる男らからの電話が相次ぎ、「名義貸しの犯罪をしている」「助けるには700万円必要」などと金銭を要求された。

女性は６月10日、金融機関で指定口座に12万円を入金。同11日には近鉄桔梗が丘駅近くの歩道橋で若い男に700万円を手渡した。数日後、さらに電話で訴訟の取り消し費用や司法書士手数料が必要などと言われ、29日に８万円を振り込み、同じ歩道橋で若い女に500万円を手渡したという。

男らからの連絡がなくなり、不安になった女性が１日、名張署に相談して詐欺被害がわかった。