犯罪トピックス

アプリやSMS詐欺事件が続発 滋賀

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
滋賀県

滋賀県内で男性がマッチングアプリやショートメッセージサービス(SMS)を介して暗号資産(仮想通貨)や現金をだまし取られる事件が3件あり、滋賀県警が16日夜に発表した。被害額は最多で1,600万円に上り、詐欺被害で捜査している。

①滋賀県警近江八幡署によると、滋賀県近江八幡市の会社役員(44)は昨年8月、同アプリで知り合った外国籍の女から「10日間で暗号資産の価格が1万ドル上昇した」「10~15%の利益が得られる」と投資に誘われ、同9月までに5回ほど、購入したビットコイン(1,600万円相当)を指定されたアドレスに送った。

②滋賀県警大津署によると、滋賀県大津市内の会社員(45)は昨年6月頃、同アプリで知り合った女から「一緒に暮らすためにお金をためよう」などと外国為替証拠金取引(FX取引)を勧められ、今月1日までに21回にわたり、計755万円を送金した。

③滋賀県警守山署によると、滋賀県野洲市内の男性(64)は2月、SMSでサイト利用料金の請求を受け取った。相手に電話をすると「1年以上前の未払い料金がある」「支払っても救済措置で金は返ってくる」などと言われ、今月3日までに10回計430万円を振り込んだという。

県警は「ネットやSMSを介したもうけ話や請求は信用せず、周囲や警察に相談を」と注意を呼びかけている。

記事の絞り込み

TOP