伊賀で６０００万円詐欺被害　６０代男性　検事名乗るＬＩＮＥ　三重県

公開日: 2024.08.15

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

三重県

2024年8月15日付　読売新聞大阪朝刊13版・伊賀

三重県警伊賀署は１４日、伊賀市内の６０歳代男性が、特殊詐欺で約６０００万円の被害に遭ったと発表した。

　発表によると、５月中旬、男性宅に宮城県警の井口一（はじめ）を名乗る男から「逮捕したニシという人物が、あなたから５０万円で銀行口座を買ったと話している」「事実なら、あなたも犯罪者。総資産を確認する必要がある」などと電話があった。

　さらに検事の松本を名乗る男からＬＩＮＥで指示され、６月下旬に９回にわたり、３種類の暗号資産を購入。指示されたアプリに送信し、だまし取られたという。７月下旬に連絡が取れなくなり、伊賀署に相談し、被害がわかった。