犯罪トピックス

架空料金請求で975万円詐欺被害 40代男性 鳥取県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
鳥取県

2024年7月25日付 読売新聞大阪朝刊13版・鳥取

 鳥取県警は24日、八頭郡の40歳代男性が架空の料金を請求され、計約975万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 発表によると男性は13日に通販サイトで本を購入。3日後に運営会社から商品が欠品したため返金するとのメールが届いた。男性はメールに添付されたURLをクリックし、表示されたLINE(ライン)アカウントを登録。やりとりした後、返金を受け取るため自分の決済アプリの2次元コードを相手に送信した。

 相手から「あなたのコードが使えない。決済アプリのシステム認証のため送金してほしい。そうすれば本代と合わせて返金する」などと返事があり、約5万円を送金。さらに、その後もシステム認証を名目に7回にわたり約970万円を振り込まされた。

 県警は「急激に普及するコード決済を悪用した詐欺が増えている。最新の手口を知り、被害に気をつけて」と注意を呼びかけている。

 

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