８０代２３５０万円詐欺被害　高知県

公開日: 2025.09.25

カテゴリー:

特殊詐欺

都道府県:

高知県

2025年9月25日付　読売新聞大阪朝刊・高知

　高知県警は２４日、高知市の８０歳代女性が警察官や検事をかたったオレオレ詐欺で２３５０万円の被害に遭ったと発表した。 

　県警によると、８月上旬、女性の自宅の固定電話に、警視庁や検事を名乗る男たちから電話があり、「（ある男の自宅捜索で）あなた名義のキャッシュカードが見つかり、あなたの口座に４００万円が入っている。お金の番号を確認させてください」などと説明。検事を名乗る男からは逮捕の言及もあったことから、怖くなった女性は指示に従うことにしたという。 

　８月下旬と９月上旬の２回、女性が自宅の車のボンネットやポストに現金入りの紙袋を置くと、いずれも一人が来て回収。男らと連絡が途絶えたために警察に相談し、被害に気づいたという。