犯罪トピックス

架空請求詐欺760万円被害 土佐の50代 高知県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
高知県

2025年4月3日付 読売新聞大阪朝刊13版・高知

 高知県警は2日、土佐市の50歳代の会社員の男性が760万円をだまし取られる架空料金請求詐欺の被害に遭ったと発表した。今年に入って県警が認知している県内の特殊詐欺被害は22件で、総額は1億円を超えた。  

 発表によると、3月2日に男性のスマートフォンにサイト利用料の未納料金を請求するショートメールが届き、男性が記載された番号に電話をすると、電話事業者を名乗る男から「1年分のアダルトサイトの利用料金が未納。誤登録なら支払い後に返金の対象となる」などと言われ、10万円を振り込んだ。その後も「日本保険協会」を名乗る2人の男から「あなたの携帯電話から発信されたウイルスのせいで企業や個人に被害が出ている」などと補償金を求められ、指定された複数の口座に振り込んだ。振り込み回数は計24回に及んだ。相手と電話がつながらなくなった男性が不審に思い、県警に相談して発覚した。

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