犯罪トピックス

60代夫婦2964万円 特殊詐欺被害 和歌山県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
和歌山県

2024年11月16日付 読売新聞大阪朝刊13版・統和歌

 和歌山県警和歌山東署は15日、和歌山市内の60歳代の夫婦が、2964万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、厚生労働省の職員を名乗る男から9月17日、夫婦の自宅に「健康保険証が不正に利用されている」と電話があった。その後、警察官を装う男とも通話し、「旦那さんの銀行口座での取引が詐欺の疑いがあり、奥様も容疑者だ」などと言われた。

 さらに検事をかたる男から「資産を調べる必要がある」「生命保険も資産になる」などと促され、夫婦は10月31日までに計2964万円を指示通りに暗号資産に変換し、指定されたアドレスに送金したという。

 詐欺の手口を紹介するテレビを見て被害に気づき、15日に同署に被害を届け出た。

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