犯罪トピックス

70代夫婦6240万円詐欺被害 和歌山県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
和歌山県

2025年8月27日付 読売新聞大阪朝刊・統和歌

 和歌山県警和歌山西署は26日、和歌山市に住む70歳代の夫婦が特殊詐欺被害に遭い、6240万円相当の暗号資産をだまし取られたと発表した。 

 発表では、夫婦方に3月「健康保険証が使えなくなる」という自動音声の電話があり、妻が応対した。音声案内に従ってボタンを押すと、厚生労働省職員を名乗る男とつながり、「保険証が不正利用されている。金沢西署に被害届を出して」と言われた。要求を断ると、同署の警察官をかたる男に代わられ、「全財産分の暗号資産を購入し、送信して」などと言われ、4~5月に指定されたアドレスに暗号資産を送ったという。 

 今月中旬頃に連絡が途絶えたため、夫婦は和歌山西署に相談した。 

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