犯罪トピックス

ニセ警察詐欺2億2000万円 「捜査秘密」口止めされ 宮城県

カテゴリー:
特殊詐欺
都道府県:
宮城県

2026年10月22日付 読売新聞朝刊・宮城
 宮城県警は21日、宮城県内の60歳代パート女性が警察官らをかたる犯人から現金約2億2000万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。ニセ警察詐欺では県内で過去2番目に高い被害額だという。犯人側からは「捜査は秘密で行っている」などと口止めがあったことで被害の判明が遅れたといい、県警が注意を呼びかけている。

 発表によると、女性の携帯電話に5月、クレジットカード会社の職員を名乗る人物から「あなたのクレジットカードで大量の携帯電話機が契約されており、不正契約の可能性があるので被害届を出すように」と電話があり、北海道警の警察官や札幌高検の検事をかたる人物につながった。
 検事をかたる人物からはLINEのビデオ通話で「犯人があなたから口座情報を受け取って謝礼を渡したと話している。無罪を証明するには資産を調べる必要がある」と言われ、7月28日までに約40回にわたって現金を指定口座に送った。
 この間、女性が口座を開設した金融機関からは取引監視に基づく通報があり、県警の警察官が女性に接触できていた。しかし、女性は犯人側から「宮城県警は信用できないから捜査は秘密に行っている」と口止めをされていたことから被害に気付けなかったという。
 女性は同29日、検事をかたる人物と連絡がとれなくなったことから不審に思い、被害に気付いた。

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