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2024年9月7日付 読売新聞大阪朝刊13版・香川
香川県警捜査2課は6日、県内の30歳代女性ら家族3人が、計6577万円相当の暗号資産をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
発表によると、今年4月以降、女性宅に総務省職員や警察官を名乗る男から「逮捕した詐欺事件の男があなたから通帳とキャッシュカードを買ったと話している。このままだと逮捕される」などと電話があった。
さらに、検察官を名乗る男から「家族全員の口座を凍結しなければならないが、しなくてよい方法がある」などとして暗号資産の購入を指示され、6~7月に暗号資産を送り、だまし取られた。
犯人側とは女性や母親がやり取りを行い、父親も含めた家族3人の資産が被害に遭ったという。
同課は「警察官や検察官が口座開設を指示したり、金銭を振り込ませたりすることは絶対にない」と注意を呼びかけている。
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