2024年6月4日付　読売新聞朝刊13版・群馬１

　群馬県警富岡署は３日、富岡市の男性会社員（３７）が９３６万円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭ったと発表した。

 　発表によると、男性は５月１３日、内閣サイバーセキュリティセンター職員などを名乗る男から電話を受けた。「有料サイトの料金が未払いで、相手企業が準備している訴訟の解決代金とサイバー保険料が必要」などと言われた男性は指示に従い、２７日までにコンビニ店で購入した電子マネー計８０万円分のコード番号を伝えたほか、コンビニ店のＡＴＭ（現金自動預け払い機）などで計８５６万円を振り込んだ。