みんなで守ろう!地域の安全
文字サイズ:
2024年4月26日付 読売新聞朝刊13版・山形
山形県警組織犯罪対策課などは25日、鶴岡市に住む20歳代の男性会社員が、約510万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
発表によると、男性のスマートフォンに13日、国際電話を意味する「+1」から始まる番号から着信があった。高知県警のササキを名乗る男の声で「あなたを特殊詐欺の共犯者として考えています」などと伝えられ、SNSで定期的に自分の居場所を報告するよう命じられた。
その後、検察官のタキガワを名乗る男の声で「保釈金400万円を振り込めば逮捕しません」などと電話で言われ、22日まで3回にわたり、計510万円を指定された口座に振り込んだ。
その後、電話番号をインターネットで調べて不審な電話だとわかり、25日に鶴岡署へ被害を届け出た。送金分は戻っていない。
保釈金(保釈保証金)は本来、起訴後に保釈を認めてもらう代わりに裁判所に納める金銭。
戻る