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2024年2月14日付 読売新聞大阪朝刊13版・高知
高知県警は13日、架空の投資話を持ちかけられる「金融商品詐欺」で高知市の60歳代の自営業男性が1000万円、同市の40歳代の会社員女性が約965万円をだまし取られたと発表した。
発表によると、2人は昨年11月以降、スマートフォンでインターネットを利用中、投資に関する広告のサイトに入り、有名投資家らのSNSアカウントを登録。60歳代男性は指定口座に2度にわたり現金を振り込んだ。女性はFX取引などに誘われ、偽のアプリで投資した資金を確認できるなどとだまされ送金を繰り返した後、出金できないことに気づくなどした。
組織犯罪対策課によると、特殊詐欺被害は今年に入り5件判明し、うち4件が金融商品詐欺。被害額は計約8410万円と前年同期の約77万円から激増している。
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