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2023年12月15日付 読売新聞大阪朝刊13版・高知
高知県警は14日、香美市の40歳代の会社員女性がSNSで架空の投資話を持ちかけられる「金融商品詐欺」に遭い、現金約800万円をだまし取られたと発表した。全国的にも被害が増えており、注意を呼びかけている。
県警組織犯罪対策課によると、女性は9月、スマートフォンでインターネット広告を通じ、SNSの投資学習グループに参加。グループ内で「指示に従えば少額投資でも大きな利益を上げられる」と称賛される「先生」と呼ばれる人物らに紹介され、アプリでFX投資取引を開始した。
入金額がアプリ上で確認でき、利益も増える中、先生から「資金不足で多くの利益を逃している」と唆され、11月24日までの間、12回にわたって指定された口座に計796万円を振り込んだが、実際にはアプリは架空のもので、詐取されたという。
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