青森県警は１３日、県内の男女が計１０４０万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

　三沢署によると、５０歳代女性は１月上旬、ＳＮＳで知り合った人物から暗号資産（仮想通貨）への投資を勧められ、「国際協力銀行」をかたる投資サイトに登録。仮想通貨の購入代のほか、手数料や保証金名目で今月１１日までに７３４万円をサイトの指定口座に振り込んだ。

　青森署によると、３０歳代男性は昨年１０月、ＳＮＳを通じて見知らぬ女性から「外国為替取引は正確なデータに基づいて購入すれば元金の６０％を得ることができる」と持ちかけられ、同１１～１２月に指定口座に３０６万円を振り込んだ。