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和歌山県警和歌山東署は23日、和歌山市内に住む一人暮らしの80歳代女性が計約7400万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
発表によると女性は昨年12月5日頃、自宅で電話を受け、防犯協会を名乗る男らから「あなたの名前が会社の名簿に載っている」「名前を削除するための番号を教える」などと言われた。翌日、「名簿の変更手続きを行っている」という別の男にその番号を伝えたところ、「監督官庁のアイザワ」と名乗る男らから「番号を教えたのは犯罪」「民事訴訟で解決するためには保証金が必要」などと矢継ぎ早に電話がかかってきたという。
男らは「窓口出金だと怪しまれるからATMの引き出し限度額を引き上げ、毎日少しずつ引き出せ」などと女性に指示し、まとまった額になると女性宅の近くに行き、金を受け取ることを繰り返していた。
不自然な引き出しに気づいた金融機関が、今月17日、同署に通報して判明した。
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