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広島県警広島中央署は19日、広島県広島市中区の一人暮らしの80歳代女性が特殊詐欺の被害に遭い、約8800万円をだまし取られたと発表した。
発表によると、昨年12月上旬、住宅メーカーの社員を名乗る男から女性に「介護施設の入居権に関して名義を貸して」と電話があり、後日、介護施設職員を名乗る男からの電話に入居しない旨を伝えると、「すでにあなた名義で1000万円振り込まれている。名義貸しは犯罪」などと言われて解決金名目で現金を要求された。
その後、介護施設の顧問弁護士を名乗る男から「このままでは資産を差し押さえられるので、いったん私に預けて」と電話があり、今年1月9日までに、5回にわたり宅配便で現金を送ったという。
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