熊本県警熊本中央署は12日、熊本県熊本市内の70歳代の女性が、約2500万円の詐欺被害に遭ったと発表した。

　発表では、昨年12月23日頃、女性方に「老人ホームの入居権が当たった」「必要ないなら権利を譲って」と男から電話があり、女性は承諾したが、後日、別の男から電話で「名義貸しになり犯罪」と言われた。さらに弁護士を名乗る男から「口座のお金をいったんビットコイン（暗号資産）に預けておきましょう」などと言われ、今月11日、指定された金融機関の口座に送金したという。

　12日も送金を指示する電話があり、不審に思った女性が110番した。