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☆2020年11月26日付 読売新聞西部朝刊 12版・大分☆
〇大分県警大分東署は25日、大分県大分市の女性(70歳代)が約5500万円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭ったと発表した。県警によると、県内の被害額では、1月に明らかになった約9000万円に次ぎ、過去2番目に高額という。
発表によると、8月20日、女性方に防犯協会職員を名乗る人物から「個人情報が漏れている。削除しますか」と電話があった。その後、別の人物をかたって「裁判の保釈保証金が必要。解決したら返還する」などと現金を要求されたという。
女性は9月30日までに、5~6回にわたって、市内の路上で受け取り役に手渡した。連絡が取れなくなって不審に思い、11月上旬に同署に相談した。
県警によると、県内の今年の特殊詐欺の被害は24日現在、約2億5200万円(97件)で、昨年1年間の約2億1700万円(118件)を上回っている。
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