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☆2020年5月20日付 読売新聞朝刊13版・茨城東☆
○水戸とひたちなかで1360万円ニセ電話被害 茨城県警は19日、茨城県水戸市の無職男性(80)と茨城県ひたちなか市の無職女性(72)がニセ電話でキャッシュカードをだまし取られるなどしたと発表した。被害総額は計約1360万円に上る。詐欺事件として調べている。
茨城県警水戸署の発表では、水戸市の男性は7日、金融機関の行員を名乗る男から電話で「ATM(現金自動預け払い機)で障害が起きたので、新しいキャッシュカードと交換する」などと言われ、暗証番号を伝えた。自宅で金融機関の外回り行員を装った男にカード2枚を渡した。その後現金約495万円を引き出された。
茨城県警ひたちなか署の発表によると、ひたちなか市の女性は4月14日、長男を装った男から「病院のトイレに1000万円の証券が入ったバッグを忘れた」「取引先が怒っており、後で返すから何とかしてほしい」などと電話で言われた。長男の知人を名乗る男らに県内のJR駅2か所で計3回、現金計865万円を渡した。
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