みんなで守ろう!地域の安全
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どろぼうが侵入に要する時間は2~5分以内が多く、10分以上かかると、あきらめると証言しています。どろぼうの心理と行動として、事前に留守かどうか、侵入し易い家かどうか、逃げ易いかどうかなどの下見を行うことが多いといわれています。
皆さんのおたくは空き巣などのドロボーに狙われないような対策をしていますか。あなたの防犯対策を再点検してください。
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空き巣、窓ガラス割り侵入が8割 北海道(09年04月)
○空き巣撃退、5分が勝負/手口の8割は窓から/防犯グッズ効果的
北海道内の一戸建て住宅で起きた空き巣などの「侵入窃盗事件」では、窓ガラスを割って忍び込む手口が約8割を占め、玄関の鍵を壊すなどの手口の4倍に上ることが北海道警の調査でわかった。窃盗犯は侵入に5分以上かかると、半数以上が犯行をあきらめるとされ、被害を防ぐためには、窓ガラスの鍵回りの防備が効果的だ。最近は安価でも効果的な防犯用品も増えており、道警では、家族で外出する機会が増える本格的な行楽シーズンを前に、防犯ガラスや防犯センサーなどで「自衛」するよう呼びかけている。
道警は、札幌市内で2008年に発生した318件の侵入窃盗事件の被害者から、聞き取り調査を実施。回答があった103件で、窓が狙われたのは83件と、玄関などから侵入した20件を大幅に上回っていた。
主な手口は、窓ガラスの鍵近くを、ドライバーなどを使ってヒビを入れ、締め金具を外から解錠して侵入していた。玄関からの侵入でも、ドア横の明かりとり用の窓ガラスを破壊して鍵を外から解錠するケースがほとんどだった。
都市防犯研究センター(東京)の調査では、窃盗犯が侵入をあきらめる時間は、「2~5分以内」が約51%、「5~10分以内」が約23%。侵入に時間がかかれば被害には遭いにくいとしている。
被害者がその後にとった防犯対策では、平均投資額は約6万円。中には100万円をかけていたケースもあったという。被害を防ぐには、2枚のガラスの間に特殊フィルムをはさんだ「防犯ガラス」が最も効果が高いが、価格は大型のサッシ窓で1枚10万円台と高価なのが難点だ。
札幌市の総合防犯設備士、高橋進さんは「安価で手軽な対策でも十分に効果はある」として、窓に複数の鍵を設置したり、窓を揺らすと警報音が鳴る防犯センサー、人の存在を感知して点灯するライトなどを推薦する。「専門家に相談して、自分の家に適した対策を」としている。
図は侵入窃盗犯が侵入をあきらめる時間
最近のインターホーンには、録画機能が付いているものが多くあります。
設置する際、録画可能か否か確認しておきましょう。