みんなで守ろう!地域の安全
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【富士山について】
富士山は、皆さんがご存知のとおり、標高が3,776メートルで、平成25年6月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
この富士山の登山口は主に静岡県側の富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート、そして山梨県側の吉田ルートの4つがあります。
このうち、須走口を受け持つのが御殿場警察署の須走交番です。
【須走交番について】
須走交番は、標高800メートルにあり、夏でも肌寒く感じる日があるそうです。
富士山の登山口ということで、夏季には多くの登山客が訪れます。
付近には、ゴルフ場や富士スピードウエイ、東名高速、レジャー施設、キャンプ場などもあります。
須走交番は、警察官が24時間勤務をしながら交番相談員とともに、地域の安心・安全を守っています。全国読売防犯協力会の取材班が訪ねたときは、清水警部補が勤務していました。【写真参照】
清水警部補は平成24年の春に着任、勤続26年のベテランで山岳遭難救助隊員も兼ねており、警察に入ってから山岳救助隊の訓練を始めたそうです。
【写真は須走交番と清水警部補】
【事件・事故について】
管内では、空き巣、車上狙い、器物損壊等が時々発生しているそうです。
登山関係では、最近の特徴として、軽装で入山して助けを求めてくるケースがあるそうです。
清水警部補は、富士登山を行う際は、事前にしっかり服装や計画など準備をした上で、登山をして欲しいと言っていました。
【写真は須走登山口臨時警備派出所】
【臨時派出所について】
須走交番から、更にバスで30分近く登ったところに須走登山口臨時警備派出所があります。御殿場市の須走口観光案内所の隣で業務を行っています。【写真参照】
開設期間については、年によって異なるそうですが、2014年は、7月10日から9月10日までの約2ケ月間だそうです。
臨時警備派出所は、平日は午前10時から午後5時の間、土・日・祝日は午後0時から午後7時の時間帯で開設しており、遭難事故等が発生した際には消防などとともに救助活動に当たるほか、拾得物や遺失物などの受理、登山計画書の回収なども行っているそうです。
【決意表明】
清水警部補は、これからも地域住民と良好な関係を続けていけるよう頑張っていきますと力強く決意を語ってくれました。
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